校長室より

    はじめに手がけたこと
   校長 八木 雅之

 学校現場に戻って約1か月がたちました。始業式,入学式,そして全校朝会と,子どもたちの前にたって幸せな気持ちを味わうと共に,833名の子どもたちを預かる責任をひしひしと感じました。
 さて,保護者の皆様,私が校長として子どもたちと関わって一番最初に手がけたことは何だったと思いますか。実は「靴の整頓」です。
 高名な教育者であった森信三先生はその著書の中で,「小学校にしつけねばならぬ躾は三つある。朝の挨拶と『はい』の返事と靴の整頓だ。」とおっしゃています。私も同感です。
 4月当初,通りかかった昇降口で4Cの靴箱で見事に踵が揃ってあったのをほめましたら,広まって(もちろん担任の指導が適切にでもあったのです)いまはすべての靴が見事に揃っていました。御来校の際,靴箱にも目を向けていただき,そして,ご家庭でも取り組んで,子どもたちを誉め認めていただければありがたいと思います。