平成18年度 校内研究・研修計画
(1) 研究主題
自ら学び,自ら考える児童の育成を目指して
−学ぶことの楽しさを味わうことができる算数学習の工夫−
(2) 主題設定の理由
 @学習指導要領から
   学習指導要領では,児童に生きる力をはぐくむことを目指し,創意工夫を生かし,特色ある教育活動を展  開する中で,自ら学び自ら考える児童の育成を図るとともに基礎的・基本的な内容の確実な定着を図り,個性を生かす教育の充実に努めなければならない。」とされている。それを受けて,算数科において,「数量や図形についての算数的活動を通して,基礎的な知識と技術を身に付け,日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考える能力を育てるとともに,活動の楽しさや数理的な処理のよさに気付き,進んで生活に生かそうとする態度を育てる。」と示されている。
 A学校教育目標の具現化から
 「心豊かで,確かな力を持つ琴田っ子」の育成を目指している。算数科では,学習過程の工夫や個に応じたきめ細かな指導を行っていく中で,自ら学び,主体的に考える児童の育成につとめていきたいと考える。
 B児童の実態から
学年が進むにつれ,算数が苦手,嫌いという児童が多くなる。また,どの学年も算数的思考力や話し合って練り上げる力が弱い。そこで,導入の仕方や算数的活動の工夫により,児童は興味・関心が高まり,楽しく学習し,主体的に問題解決できるのではないかと考える。また,TTや少人数指導のあり方,学習形態やコンピュータ活用等の工夫により,個に応じたきめ細かな指導に努めていきたい。
(3) 研究の目標
・学ぶことの楽しさを味わい,自ら問題解決に取り組む力を身に付けるための個に応じたきめ細かな指導法を明らかにする。

(4) 研究の仮説
仮説1 児童の実態に応じて学習過程を工夫していけば,児童の学習意欲が高まり,学ぶことの楽しさをあじわうことができるであろう。
◎重点
○学習過程の工夫
・導入の工夫
・算数的な活動の場の工夫 
仮説2
生徒指導の機能を生かした授業を工夫していけば,児童は問題を解く喜びやわかる喜びを味わい,自ら問題を解決していこうとする態度が育つであろう。

◎重点
○児童の実態把握 
○支援の仕方の工夫(TT・少人数指導・ヒントカード等) 
○学習形態の工夫
○コンピュータの活用の場の工夫