琴 田 小 学 校 だ よ り
平成18年5月30日 第3号


 木々の緑が,すがすがしい季節となりました。学校では,修学旅行・各学年の春の遠足や体育大会が終わり,子どもたちは,落着いて学習に取り組んでいるところです。
“琴田っ子”の様子から

【体育大会 がんばりました!】
 23日(火)に旭市小学校体育大会が実施されました。4年生・5年生の選手と6年生全員が参加をしました。
選手はそれぞれ精一杯頑張り,ほとんどの児童が自己記録を更新することができました。
 当日は,たくさんの保護者の方々に応援していただき,ありがとうございました。

入賞者は,次の人たちです。おめでとうございます。

100m走    4位 4年生、6位 5年生
600m走   1位 4年生、3位 4年生
60mハードル走  3位 6年生、5位 5年生
ボールスロー 2位 6年生、4位 6年生
4×100mリレー 3位 4年生女子チーム、5位 4年生男子チーム

   6月の主な行事予定
6/ 1 (木)自由参観日
6/ 4 (日)市民スポーツのつどい
6/ 5 (月)眼科検診
6/ 6 (火)全校朝会
6/ 7 (水)読み聞かせ・委員会活動
6/ 8 (木)教育研究集会(短縮日課)
6/ 9 (金)校内研究会
6/12 (月)貯金日・体重測定
6/15 (木)「県民の日」
6/16 (金)プール掃除
6/17 (土)PTA研修視察
6/19 (月)校内研究会
6/20 (火)読み聞かせ・家庭教育学級
6/22 (木)市教委学校訪問


       琴田小お知らせ掲示板

【不審者にご注意を!】
 子どもの登下校中の事件事故は後を絶たず,最近も秋田県で小学校1年生の男児が下校途中,自宅まで40〜50メートルのところで行方不明になり,殺害されるという痛ましい事故が起きています。旭市では,学校への不審者侵入による子どもへの被害防止や「子ども110番の家」の看板の新規作成,小学校1年生から3年生までに防犯ブザーを配布して,学校や子どもの安全確保に努めています。また,既にご案内のように,4月27日からは旭市では不審者情報サイトを立ち上げ,素早い情報提供に努めています。本校でも,旭市全体の取り組みに加え,児童の下校時における職員やエンジョイパトロール隊等地域の方々のパトロールを中心に,児童の安全確保に努めています。そんな中,本校3年生の女児をもつご家庭から次のような不審者に係る情報が寄せられましたのでお知らせします。ご家庭でも,注意していただきますようお願いいたします。

発生日時 平成18年5月22日(月) 16:30頃

発生場所 旭市営住宅(池の端住宅)付近から関電工付近の自宅までの間
状  況 本校3年生児童3人が,下校後遊びに出かけ帰宅する途中,後から誰かがついてきている気配を感じ振り向くと,自転車に乗った50歳から60歳くらいのおじさんがニヤニヤしながら付いてきた。
そこで,スピードを上げたりしたがそれでも付いてきて気味が悪かった。そうした状況の中,3人の児童の内の一人の保護者が車で迎えに来て,不審な男性の後ろに付くこととなった。男性はすぐには気づかなかったが,後ろを振り向き,車がいることに気づくとスピードを上げて逃げ去ってしまった。児童は,家に帰り「気持ち悪かった,怖かった」と言っていた。
 この不審者に係る情報を提供していただいた後,旭市教育委員会に連絡し,ご家庭から警察署に連絡をしていただきました。
学校では,今後も児童の安全確保に向けて
(1) 児童への安全教育の充実
(2) 複数による登下校及び外出,帰宅時刻の厳守等犯罪防止に向けた指導
(3) 学校職員による防犯パトロール
 を継続してまいりますが,保護者の皆様には児童下校時刻に合わせた散歩やジョギング・買い物,人通りの多いところまでの出迎え,帰宅後の児童の行動の把握等引き続きご協力をお願いいたします。




   家庭教育手帳から

1.家庭とは(P12)
 子育ては母親の仕事,そう思っているお父さんは要注意。
 家庭での父親の存在が薄いことが指摘されています。母親だけに子育ての責任がゆだねられ,父親の理解や協力がないままでは,母親の子育てに対する不安感や負担感が増したり,母と子の関係が密着しすぎたりすることにつながる心配があります。
 父親がもっと家庭の中での役割を積極的に担い,夫婦でしつけについてよく話し合っていくことが大切です。
 そのためにも,夫婦はお互いに尊重し合い,子どもの前で相手をけなしたり,見下したりすることのないように気をつけましょう。   
 夫婦で共同して子育てをする

   校 長 室 か ら
『 「一生懸命」+「続ける」! 』
5/9の全校朝会で次のような話をしました。
 拙い話ですが、お読みいただければ幸いです。
 今日のお話は、「一生懸命(徹底して)やる」、「基本に忠実に続ける」ということです。
これは、

1つのこと(小さなこと)を、
@「一生懸命やる」(「お性根を入れて」やる、「徹底して」やる)
   …学習、清掃、陸上練習、児童会(係・当番)、行事、作業、野球 等
A「基本に忠実に(毎日)続ける」
   …毎日の授業を大切にする、健康に心がける・休まない(無欠席)、
  歯磨きをする 等

ことができれば、
 感動が生まれ、自分が誇れるもの、他に自慢できるものが持てるようになり、自信も生まれ、特に、1つのことに一生懸命、徹底し、続けた人が、「一流」・「非凡」へと繋がっていくということです。

元池田高校(徳島県)の蔦文也監督(甲子園の夏・春と2連覇をしたときの監督)の著書に次のような言葉があります。
●「攻めダルマの教育論」(元池田高校野球部監督)より
 @ 「徳商時代、稲原先生に『平凡の非凡』という言葉を教えてもらった。
  野球技術などというが、基本練習は同じことの繰り返しで、つまらないことが多い。丸いボールとバットで、毎日同じことをやるのだから、つまらんといえば、これほどつまらないものはない。ただ、その場合に、お性根を入れてやれるかどうかで差がついてくる。平凡なことでも、毎日繰り返しやっていると、非凡に繋がっていく。例えば、夜寝る前に歯を磨く。何でもないことだが、これを毎晩続ければ虫歯にならない。これが『平凡の非凡』ぞ、先生はよく話をしていた」
 A 「派手な技に走るより、一見つまらない基本練習やトレーニングをコツコツ積み上げることが大事だ。何でもお性根を入れてやることが大切だ。だから、体育の授業を適当に手を抜いて、野球の練習の時だけ一生懸命するという部員がいたら、私は怒鳴りつける。これは基本に忠実でないということになるからだ。
 このように、1つのことを「一生懸命(徹底して)やる」、「基本に忠実に続ける」ことができれば、きっと、人に誇れるもの(頑張っていると言えるもの)、自慢のできるものが持てるようになり、さらに、自信が生まれ、他人に喜ばれるものができるようになります(生まれます)。それは何でも良いです。勉強でも、掃除でも、野球でも、休まないことでも、
作業でも・・・何でも。
皆さんも、「一生懸命」、「続け」ましょう。
いかがでしょうか?